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日香寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年5月6日 (水)
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この地にあった学成寺が1638年、芳春院の祈願所となったが、1665年に焼失。 | この地にあった学成寺が1638年、芳春院の祈願所となったが、1665年に焼失。 | ||
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寺名は「芳春院殿妙囿日香大姉」に由来する。 | 寺名は「芳春院殿妙囿日香大姉」に由来する。 | ||
住職には円乗院慈鑑が大坂から招かれた。 | 住職には円乗院慈鑑が大坂から招かれた。 |
2020年5月6日 (水) 時点における最新版
日香寺(にちこうじ)は鳥取県鳥取市馬場町にある池田家ゆかりの日蓮宗寺院。本尊は大曼荼羅。日蓮正宗。芳春院(池田光仲の母)・長源院(池田綱清室)・慶春院(池田綱清娘)・豊光院(池田綱清養女)の位牌所。鳥取藩の寺格「八ケ寺」の首位。山号は妙囿山。
歴史
この地にあった学成寺が1638年、芳春院の祈願所となったが、1665年に焼失。 芳春院の位牌は一時、因幡・龍峰寺に預けられたが、1667年3月、旧地に日香寺を建て7月12日、龍峰寺から芳春院の位牌が遷座した(学成寺は別地に再興した)。 寺名は「芳春院殿妙囿日香大姉」に由来する。 住職には円乗院慈鑑が大坂から招かれた。 1714年(正徳4年)八カ寺に列す。 1870年、一時芳心寺に合併されるが、1882年に復帰した。 (『日本歴史地名大系』など)