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最宝寺(さいほうじ)は、神奈川県横須賀市にある浄土真宗寺院。初期の麻布門徒の寺院とみられる。1195年(建久6年)、源頼朝が鎌倉弁ケ谷に甥の明光を開山として創建。天台宗で薬師如来を本尊としていたが、1209年(承元3年)、明光は親鸞に師事して六老僧になったという。明光は後に中国地方に布教し、明光派を形成したことから中国地方に末寺が多数あった。1521年(大永1年)、現在地に移転。浄土真宗本願寺派。野比最宝寺。(『日本歴史地名大系』)