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武蔵・安楽寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年6月8日 (月)
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- | [[坂東三十三所霊場]] | + | '''安楽寺'''(あんらくじ)は、埼玉県比企郡吉見町にある[[観音信仰]]の[[真言宗]]寺院。[[坂東三十三所霊場]]の第11番札所。本尊は聖観世音菩薩。[[真言宗智山派]]。近隣の[[慈光寺]]、[[武蔵・正法寺|正法寺]]とともに'''比企三山'''と呼ばれる。'''吉見観音'''、'''岩殿山安楽寺'''。(参考 同名寺院[[安楽寺]]) |
- | + | 吉見氏が[[行基]]作の観音像を入手して祭ったのが始まりとも、[[坂上田村麻呂]]が奥州侵攻のときに岩窟内から出る光を不思議に思い、観音像を発見して伽藍を建てたともいう。[[源頼朝]]の弟の'''範頼'''がこの寺に隠れ住み、挙兵に従ったため、所領を与えられ、寺に寄進した。(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』) | |
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2015年6月8日 (月) 時点における最新版
安楽寺(あんらくじ)は、埼玉県比企郡吉見町にある観音信仰の真言宗寺院。坂東三十三所霊場の第11番札所。本尊は聖観世音菩薩。真言宗智山派。近隣の慈光寺、正法寺とともに比企三山と呼ばれる。吉見観音、岩殿山安楽寺。(参考 同名寺院安楽寺)
吉見氏が行基作の観音像を入手して祭ったのが始まりとも、坂上田村麻呂が奥州侵攻のときに岩窟内から出る光を不思議に思い、観音像を発見して伽藍を建てたともいう。源頼朝の弟の範頼がこの寺に隠れ住み、挙兵に従ったため、所領を与えられ、寺に寄進した。(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』)