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江戸・鳳閣寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
江戸・鳳閣寺
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'''鳳閣寺'''(ほうかくじ)は、[[江戸]]青山にあった[[当山]][[修験]]の'''諸国総袈裟頭'''・'''[[江戸触頭]]'''を務めた[[真言宗]]寺院。本尊は[[不動明王]](江戸名所図会)。元は'''戒定院'''(戒定慧院)と言ったが、[[大和・鳳閣寺]]を兼務してから鳳閣寺を称するようになった。 廃絶。 観応年間、伊豆にあった。向因山実相寺吉蔵院と称した。のち1699年(元禄12年)、俊尊が[[吉野]][[鳳閣寺]]の兼務を命じられ、寺号を改めた(『東洋文庫東都歳時記』註)。浜松の[[二諦坊]]と[[康松院]]も兼務した。 [[湯島天満宮]]の下にあったが[[湯島聖堂]]の南に移転(武江年表)。1675年(延宝3年)のことか(同註)。 1786年(天明6年)1月22日、湯島神田一帯の火災で焼失(武江年表)。 1798年(寛政10年)湯島から青山[[梅窓院]]の東隣に移転(日本歴史地名大系)(武江年表では寛政11年とある)。 『寺社書上』48に「鳳閣寺縁記」(1681年(天和1年))があるらしい。 [[category:東京都]]
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