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泉涌寺悲田院は、京都府京都市東山区にある真言宗寺院。西悲田院の系譜を継ぐともいう。無人如導が1308年(延慶1年)に四宗兼学の寺院として創建。後花園天皇の勅願寺で菩提寺。元は現在の大応寺のあたりにあり、ここで火葬したという。現在も後花園天皇火葬塚がある。江戸時代の1645年(正保2年)、如周恵公が高槻藩主永井直清の帰依を受けて泉涌寺内に移転。永井家の菩提寺となる。1885年(明治18年)、山内の寿命院と合併した。