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法伝寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
法伝寺
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[[file:tobahoden (1).jpg|thumb|200px|「戊辰東軍戦死之碑」]] '''法伝寺'''(ほうでんじ)は、京都府京都市伏見区鳥羽中三町にある[[浄土宗]]寺院。本尊は[[薬師如来]]か。鳥羽伏見の戦いの戦跡とされる。[[浄土宗知恩院派]]。薬師院。山号は瑞華山。 ==歴史== 726年(神亀3年)[[聖武天皇]]の勅願で[[行基]]が創建したと伝え、薬師如来を祭り、'''法田寺'''と称したという。薬師如来はのちに[[鳥羽離宮]]に祀られて法伝寺に伝わったともいう。 「木魚念仏最初の地」というが不詳。元は[[真言宗]]だったが[[知恩院]]11世の円智(?-1357)が浄土宗に改宗した。 1729年(享保14年)[[捨世派]]の不退円説が住して日課念仏を行った。 戊辰戦争の旧幕府軍の弔いや負傷者の手当てを行ったという。 1897年(明治30年)に「戊辰東軍戦死之碑」が建立された。 近くの[[悲願寺]]にあった戊辰戦争戦没者の石碑も移設されている。 (現地解説版、『日本歴史地名大系』ほか) <gallery> file:tobahoden (2).jpg|門前 file:tobahoden (5).jpg|本堂 file:tobahoden (6).jpg|忠魂碑 file:tobahoden (7).jpg|忠魂碑 file:tobahoden (8).jpg|悲願寺墓地の石碑 </gallery> [[category:京都府]]
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