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泰山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
泰山
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'''泰山'''は、中国の山東省泰安市にある[[道教]]の霊山。[[五岳]]の一つ。皇帝の封禅の儀式が行なわれた。主祭神の泰山府君(東嶽大帝)を祀った[[岱廟]]がある。しかし、現在は碧霞元君を祀った[[碧霞元君祠]]([[重点宮観]])のほうがが中心的存在となっている。 仏教の地獄説が普及すると、泰山地獄説が生まれ、山麓に閻羅廟、森羅殿などが立てられたが清末に破壊。寿命を管轄すると考えられ、北宋の真宗が1009年に封禅したときに女神の石像をえた。天仙玉女と称して昭真祠を建てて祭った。明代に碧霞霊佑宮と称した。碧霞玄君を祀る碧霞宮で、いまでは長寿から子授けとなっている。 ・周辺には普照寺や竹林寺、[[霊巌寺]]など仏教寺院も多い。 ・儒教においても泰山学派という学派があった。
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