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清沢寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
清沢寺
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'''清沢寺'''(せいたくじ)は大阪府守口市土居町(河内国茨田郡)にある[[浄土真宗]]寺院。[[河内・願得寺|願得寺]]実悟が創建。実悟の墓所がある。[[真宗大谷派]]。山号は土居山。 ==歴史== 浄土真宗の内乱で敗北し加賀[[願得寺]]から退去してきた[[蓮如]]の子の実悟(1492-1583)が永禄年間、門真願得寺に先駆け創建。寺伝によると、実悟は'''清安寺'''という古寺を再興し、'''土居坊'''と称したという。世木坊([[河内・本泉寺]])も同じ頃に開いたという。1583年(天正11年)11月25日に死去した実悟はこの地で火葬され、清沢寺に墓が設けられた。寺の西に[[実悟火葬塚]](実悟上人荼毘所旧跡。守口市日吉町)がある。 のち清沢寺と改称したが、道場から寺院としての体裁を整え、寺号を称したのは、[[東本願寺]]琢如が[[親鸞]]絵像を下付した1662年(寛文2年)頃と考えられる。実悟が住した加賀[[願得寺]]の旧称の清沢坊に由来するとみられる。実悟の絵像を伝える。 (日本歴史地名大系) [[category:大阪府]]
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