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真宗大谷派静岡別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
真宗大谷派静岡別院
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'''真宗大谷派静岡別院'''(しんしゅうおおたには・しずおか・べついん)は、静岡県静岡市葵区にある[[真宗大谷派]]の[[真宗大谷派の別院寺院|別院]]。 駿河国、遠江国、伊豆国からなる静岡県は元から[[浄土真宗]]の少ない地域だった。明治期になり、[[徳川家]]が旧臣とともに駿府に移住していくのを機に[[東本願寺]]21代'''大谷光勝'''(厳如)は三国を統括する掛所設置を発願した。一方、幕臣であった'''宮原木石'''は徳川家と東本願寺との関係を調べる中、真宗の教えに帰依し、掛所創設に協力した。明治4年(1871)3月、静岡市上石町の明泉寺の土地建物が本山に献上され、'''掛所'''が成立した。しかし明治22年2月1日未明に大火が起こり、全焼した。再建は進まず明治35年に起工し、39年ごろには完成したらしいがはっきりしないようだ。静岡大空襲で再び罹災し、昭和42年に本堂が再建された。 == 参考文献 == *木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部 [[Category:静岡県]]
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