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立山寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''立山寺'''(りゅうせんじ)は、富山県中新川郡上市町にある、[[立山]]信仰の[[曹洞宗]]寺院。[[瑩山紹瑾]] | + | '''立山寺'''(りゅうせんじ)は、富山県中新川郡上市町にある、[[立山]]信仰の[[曹洞宗]]寺院。[[瑩山紹瑾]]高弟の大徹宗令(1333-1408)が創建。大徹派の拠点。大徹宗令の塔所獅子庵があったが現存しないようだ。[[総持寺直末三十六門]]の一つ。'''立川寺'''。山号は眼目山。 |
大徹宗令は[[立山権現]]の託宣で創建したという。創建年は応安3年(1370)というが異説もある。開山の死後、立山神と龍神が墓所に燈明を上げたという。のち佐々成政が富山城築城のため神通川の神を鎮める祈祷を命じた時に立川寺としたという逸話がある。しかし実際にはこれ以前にも使われている。明治32年(1899)、立山寺に復した。 | 大徹宗令は[[立山権現]]の託宣で創建したという。創建年は応安3年(1370)というが異説もある。開山の死後、立山神と龍神が墓所に燈明を上げたという。のち佐々成政が富山城築城のため神通川の神を鎮める祈祷を命じた時に立川寺としたという逸話がある。しかし実際にはこれ以前にも使われている。明治32年(1899)、立山寺に復した。 |
2017年3月20日 (月) 時点における版
立山寺(りゅうせんじ)は、富山県中新川郡上市町にある、立山信仰の曹洞宗寺院。瑩山紹瑾高弟の大徹宗令(1333-1408)が創建。大徹派の拠点。大徹宗令の塔所獅子庵があったが現存しないようだ。総持寺直末三十六門の一つ。立川寺。山号は眼目山。
大徹宗令は立山権現の託宣で創建したという。創建年は応安3年(1370)というが異説もある。開山の死後、立山神と龍神が墓所に燈明を上げたという。のち佐々成政が富山城築城のため神通川の神を鎮める祈祷を命じた時に立川寺としたという逸話がある。しかし実際にはこれ以前にも使われている。明治32年(1899)、立山寺に復した。