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篠津神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年2月3日 (木)
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膳所中庄の産土神。創建不詳だが1456年(康正2年)の棟札が現存する。元は大梵天王だったのを本多家が牛頭天王に改めたともいう。[[円満院門跡]]常尊や覚淳法親王、[[有栖川宮家]]の尊崇を受けた。 | 膳所中庄の産土神。創建不詳だが1456年(康正2年)の棟札が現存する。元は大梵天王だったのを本多家が牛頭天王に改めたともいう。[[円満院門跡]]常尊や覚淳法親王、[[有栖川宮家]]の尊崇を受けた。 | ||
- | 歴代の膳所城主が崇敬。社領22石。別当[[天台宗]] | + | 歴代の膳所城主が崇敬。社領22石。別当[[天台宗]]円福院があった。 |
+ | 一時期、[[松尾芭蕉]]ゆかりの[[幻住庵]]が境内にあった。 | ||
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+ | 1871年(明治4年)に篠津神社に改称した。神社には珍しい高麗門は1872年(明治5年)に膳所城北大手門(桃山時代)を移築したもの。1922年(大正11年)10月、県社列格。 | ||
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2022年2月3日 (木) 時点における最新版
篠津神社(しのづ・じんじゃ)は滋賀県大津市中庄にある牛頭天王信仰の神社。祭神は素盞鳴尊。県社。
膳所中庄の産土神。創建不詳だが1456年(康正2年)の棟札が現存する。元は大梵天王だったのを本多家が牛頭天王に改めたともいう。円満院門跡常尊や覚淳法親王、有栖川宮家の尊崇を受けた。 歴代の膳所城主が崇敬。社領22石。別当天台宗円福院があった。 一時期、松尾芭蕉ゆかりの幻住庵が境内にあった。
1871年(明治4年)に篠津神社に改称した。神社には珍しい高麗門は1872年(明治5年)に膳所城北大手門(桃山時代)を移築したもの。1922年(大正11年)10月、県社列格。