出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年11月27日 (火)
精忠神社(せいちゅう・じんじゃ)は栃木県下都賀郡壬生町の壬生城二の丸跡にある藩祖鳥居元忠を祀る霊社。壬生藩鳥居家ゆかりの領主奉斎神社。
歴史
1600年(慶長5年)鳥居元忠は関ケ原の戦いで伏見城を守り戦死。徳川家康がその死を悼み、廟に祀り、田地を寄進したのが始まりと伝える。鳥居家の移封ごとに遷座。1799年(寛政11年)、吉田家から「精忠霊神」の号を受け、壬生城本丸に社殿を造営した。1849年(嘉永2年)、現在地の二の丸に遷座した。(日本歴史地名大系、境内由緒書)