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美術仏教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''美術仏教'''は[[日本仏教]]の中で近代以降、美術的価値観を軸として展開してきた領域。特に仏像・仏画が重視される。 神社非宗教論に似た側面がある。[[南都仏教]]との関わりが比較的強い。 [[興福寺]]のように、教義的には重要でない阿修羅像が、あたかもその施設の重要な像であるかのように配置されるなど、寺院の活動に大きな影響を与えている。 学者やマスコミとの関係が強い。 == 年譜 == *1868:神仏分離 *1871:政府、古器旧物の保全を地方に命じる。 *1872:文部省博物局、湯島聖堂で博覧会を開催。 *1872:文部省博物局、東海近畿で古器旧物調査を行う。壬申検査。 *1873:ウィーン万博 *1875:奈良博覧会 *1877:上野公園で内国勧業博覧会 *1886:文部省図画取調掛が大和調査 *1888:宮内省、臨時全国宝物取調局を設置。 *1889:帝国博物館、設置。 *1889:『国華』創刊。 *1895:帝国奈良博物館 *1897:古社寺保存法 *1898:岡倉天心、日本美術院設立。 *1919:史蹟名勝天然紀念物保存法、制定 *1922:飛鳥園創業 *1929:国宝保存法 *1933:重要美術品等の保存に関する法律、制定 *1945:敗戦 *1946:正倉院展開始 *1946:美術院、京都へ *1949:法隆寺金堂焼損 *1950:文化財保護法成立 *奈良国立博物館、仏教専門へ *1988:シルクロードブーム *1993:世界遺産登録 *1993:見仏記 *2009:阿修羅ブーム ==人物== *岡倉天心 *フェノロサ *西村公朝 *高村光雲 [[category:系譜記事]]
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