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聖衆来迎寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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聖衆来迎寺(しょうじゅらいごうじ)は、滋賀県大津市にある天台宗寺院。本尊は阿弥陀如来、薬師如来、釈迦如来。天台宗延暦寺派。 (参考:同名寺院来迎寺) 志賀来迎寺、坂本来迎寺ともいう。
歴史
延暦9年(790)、最澄が創建した地蔵教院が起源。最澄作の地蔵像を祀っていたという。 長保3年(1001)、源信が入り、紫雲の中に阿弥陀聖衆を感得。紫雲山聖衆来迎寺と改称した。 大永7年(1527)、真玄(六角高頼の五男)が再興。
天正元年、智光が入るとともに、正親町天皇により応仁の乱で荒廃した元応寺を合併。本尊や法具などを移した。
森可成墓や祝部行丸墓がある。
日本歴史地名大系