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華山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2012年4月29日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
五岳のうちの西岳にあたる。祭神は西岳大帝である。西岳大帝を祀る廟が山上の西峰と、麓の市街地にある。なかでも麓の西岳廟は、「陝西故宮」とも「五岳第一廟」ともいわれ、五岳の廟のなかで最も大規模である。 山中には七二の洞窟と、二〇の道観があるといわれる。参拝者は麓の玉泉院から登拝し、北峰(雲台峰)を経て、東峰(朝陽峰)、南峰(華山元首)、西峰(蓬花峰)に至る。道は厳しく、あたかも平均台のような切り立った断崖絶壁を登っていく。かつて華山に登った唐の韓愈はあまりの難路に遺書を書いたという。玉泉院と東道院(青柯坪??)と鎮岳宮は道教全国重点宮観に指定されている。
群仙観や華陀の墓などもある。