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讃岐・仙遊寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''仙遊寺'''(せんゆうじ)は香川県善通寺市仙遊町にある[[空海]]ゆかりの[[真言宗]]寺院。本尊は[[地蔵菩薩]]。稚児大師も祀る。両像とも石仏。[[四国霊場]]番外札所という。(参考:同名寺院[[仙遊寺]] | + | '''仙遊寺'''(せんゆうじ)は香川県善通寺市仙遊町にある[[空海]]ゆかりの[[真言宗]]寺院。本尊は[[地蔵菩薩]]。稚児大師も祀る。両像とも石仏。[[四国霊場]]番外札所という。(参考:同名寺院[[仙遊寺]]) |
- | + | 空海が5、6歳の時に泥土で仏像を作り、小堂を建てて祀ったという。のち地元の人はこの地を「仙遊ケ原」と呼び、地蔵菩薩を祀った。第11師団練兵場の建設のため、移転を余儀なくされたが、[[乃木希典]]は霊夢を受け、元の位置に霊跡を保存した。1951年(昭和26年)7月7日、堂宇を建て仙遊寺と称した。第11師団の日露戦争戦没者の奉安殿がある。2013年(平成25年)8月に旧堂を解体。2018年(平成30年)11月再建。再建時に[[不動明王]]も新たに祀られた。「仙遊原古蹟」碑がある。 | |
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2020年10月18日 (日) 時点における版
仙遊寺(せんゆうじ)は香川県善通寺市仙遊町にある空海ゆかりの真言宗寺院。本尊は地蔵菩薩。稚児大師も祀る。両像とも石仏。四国霊場番外札所という。(参考:同名寺院仙遊寺)
空海が5、6歳の時に泥土で仏像を作り、小堂を建てて祀ったという。のち地元の人はこの地を「仙遊ケ原」と呼び、地蔵菩薩を祀った。第11師団練兵場の建設のため、移転を余儀なくされたが、乃木希典は霊夢を受け、元の位置に霊跡を保存した。1951年(昭和26年)7月7日、堂宇を建て仙遊寺と称した。第11師団の日露戦争戦没者の奉安殿がある。2013年(平成25年)8月に旧堂を解体。2018年(平成30年)11月再建。再建時に不動明王も新たに祀られた。「仙遊原古蹟」碑がある。