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讃岐・曼荼羅寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
讃岐・曼荼羅寺
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'''曼荼羅寺'''(まんだらじ)は、香川県善通寺市吉原町にある[[真言宗]]寺院。[[四国八十八所霊場]]第72番札所。本尊は金剛界[[大日如来]]。[[真言宗善通寺派]]。(参考:同名寺院[[曼荼羅寺]]) ==歴史== 596年(推古4年)、佐伯氏の氏寺として創建され、世坂寺と称したという。空海は父の菩提寺として善通寺を建てたのに次いで、世坂寺を母の玉依御前の菩提寺としたという。唐から請来した曼荼羅を納めて曼荼羅寺と改称した。 1703年(元禄16年)、大坂の仏師宮内法橋により金剛界大日如来と胎蔵界大日如来を造立。金剛界大日如来は本堂にある本尊で、胎蔵界大日如来は観音堂に祀る。 江戸時代中期、仁王門を造営。 1896年(明治29年)本堂再建。本堂の両脇には不動明王と毘沙門天を祀る。 1987年(昭和62年)、観音堂を造営。平安時代の聖観音を祀る。 虫害によって枯れた「不老松」の幹で空海像を彫り、2003年(平成15年)、笠松大師として祀った。 2013年(平成25年)大師堂を造営。 [[category:香川県]]
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