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近江・金剛定寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年12月31日 (月)
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2018年12月31日 (月) 時点における最新版
金剛定寺(こんごうじょうじ)は、滋賀県蒲生郡日野町中山(近江国蒲生郡)にある天台宗寺院。本尊は十一面観音。通称は中山寺。山号は龍護山。鎮守は熊野神社。(参考:同名寺院金剛定寺)
歴史
聖徳太子が創建。普通は「太子建立四十六寺」とするが、寺伝では「太子建立四十八寺」の一つという。752年、東大寺実忠が四月堂を建立。東大寺別院だったという。
中世の資料によると50に及ぶ子院を擁した大寺院だったが、戦乱で大きな被害を受けた。 中でも1571年の織田信長の焼き討ちは大打撃だった。 (日本歴史地名大系)