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金沢・法然寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2012年6月30日 (土) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
法然寺 ほうねんじ | |
概要 | 証空創建の寺院。 |
奉斎 | |
所在地 | 石川県金沢市菊川2-3-8 |
所在地(旧国郡) | 加賀国石川郡 |
所属(現在) | 浄土宗西山禅林寺派 |
格式など | |
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目次 |
概要
1232年(貞永1年)に証空が創建。あるいは浄土宗鎮西派の億誉貞雲が創建したともいう。 1212年(建暦2年)、死期を悟った法然は、証空に「南無阿弥陀仏」の一幅を渡し、「私の死後、まだ念仏が広まっていない地域で、この名号が奇瑞を起こすから、そこに一寺を建てよ」と述べた。その後、名号は行方不明になった。証空が北陸布教のとき、難産で苦しむ庄司の婦人に六字名号を紙に書いて飲ませると、たちまち安産となった。庄司は荘園に一寺を建てて、念仏道場とした。1230年(寛喜2年)、この寺の周囲が光明に満たされた。証空が樹の枝に、法然の名号が掛かって、紫雲が棚引いているのを見つけた。
画像
参考文献
- 高橋慎一朗、2007『浄土宗西山派史話 人と寺院』
- 中西随功監修、2011『証空事典』東京堂出版