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陽願寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
陽願寺
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'''陽願寺'''(ようがんじ)は福井県越前市にある[[浄土真宗]]寺院。現在は[[浄土真宗本願寺派]]だが、[[真宗出雲路派]]本山[[毫摂寺]]8世の善鎮(1389-1465、真宗人名辞典)が晩年に創建したとされ、[[大町門徒]]と縁が深い。毫摂寺の号である出雲路に通じる'''出雲山'''を山号とする。のち[[西本願寺]]の[[本願寺の院家寺院|院家寺院]]となる。'''府中御堂'''。蓮如の分骨を納めるとも。 == 歴史 == 善鎮は戦乱を避けて毫摂寺を京都から越前に移転。1472年(文明4年)、本願寺[[蓮如]]に帰参して正闡坊と号す。実如の妻の如祐尼の妹と結婚。 1483年(文明15年)陽願寺を創建した。天正年間、善徳の時、現在地に移転。1597年(慶長2年)、院家となる。南越の触頭となる。府中領主本多家の菩提寺格となる。寛永年間、東本願寺末の陽願寺が福井に分寺される。 (日本歴史地名大系) [[Category:福井県]]
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