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靖国神社仮宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
靖国神社仮宮
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'''靖国神社仮宮'''は東京都千代田区九段北の[[靖国神社]]内にあった[[招魂社]]。未合祀者を祀る。神職によって私祭として設けられた。 *1914年(大正3年)9月22日:官舎2階に霊床を設けて私的に招魂し鎮祭。29日に祭壇完備。「霊名簿」を作成。略年表 *1915年(大正4年)4月26日:靖国神社合祀に先立ち、昇神式。略年表 *1919年(大正8年)12月30日:宮司室で今次大戦未合祀の戦病死者の慰霊祭。略年表。 *1928年(昭和3年)6月23日:社務所後庭に建立。済南事件未合祀戦没者の霊を祀る。戦没者氏名発表のたびに奉斎。本殿合祀の際に昇神した。略年表。 *1931年(昭和6年)11月6日:社務所の中庭のつつじ山に仮宮(招魂鎮霊祠)を設け、満洲事変未合祀者を祀る。新聞報道により参拝者増加。略年表。後庭にあった仮宮との関係は不明。 *1932年(昭和7年)6月2日:つつじ山仮宮で満州事変上海事変殉難者922人を招魂鎮祭。略年表。 *1937年(昭和12年)8月1日:仮宮奉斎のこと、神職限りだったが、陸軍省の公認となり、「元宮」に仮床を設けて、支那事変の戦没未合祀者127人の招霊鎮祭を行う。略年表 *その後の扱いは不明。 [[category:東京都]]
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