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鳥海山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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+ | 大物忌神社は838年(承和5年)5月、従五位上勲五等から正五位下を贈られた(『続日本後紀』)。862年(貞観4年)11月、[[官社]]となる(『三代実録』)。[[名神大社]]。出羽国[[一宮]]。939年(天慶2年)、正二位。1736年(元文1年)、正一位。 | ||
+ | 前九年の役、後三年の役のときに、源義家が崇敬。鎌倉幕府が修造(下知状が現存)。[[南朝]]の北畠顕信が社領寄進(寄進状が現存)。 | ||
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+ | 北麓では、江戸時代の初期には滝沢が主導権を持っていたが、やがて矢島が握るようになった。すると矢島と南麓の蕨岡が対立するようになり、幕府の判決によって蕨岡が主導権を握った。ところが、明治になると、吹浦が本社と定められ、蕨岡はその次席に留められることとなった。 | ||
==一覧== | ==一覧== | ||
*[[大物忌神社]] | *[[大物忌神社]] | ||
- | ** | + | **頂上本社:[[大物忌神社本社]] |
- | ** | + | **中宮:[[大物忌神社中之宮]] |
- | ** | + | **吹浦里宮:[[大物忌神社吹浦口宮]] |
- | ** | + | **蕨岡里宮:[[大物忌神社蕨岡口宮]] |
- | ** | + | **矢島里宮:[[木境大物忌神社]] |
+ | **小滝里宮:[[仁賀保・金峰神社]] | ||
+ | **滝沢里宮:[[森子大物忌神社]] | ||
+ | **院内里宮:[[七高神社]] | ||
*三十六王子 | *三十六王子 | ||
2018年5月23日 (水) 時点における版
鳥海山(ちょうかいさん)は、山形県と秋田県の境にある霊山。
歴史
大物忌神社は838年(承和5年)5月、従五位上勲五等から正五位下を贈られた(『続日本後紀』)。862年(貞観4年)11月、官社となる(『三代実録』)。名神大社。出羽国一宮。939年(天慶2年)、正二位。1736年(元文1年)、正一位。 前九年の役、後三年の役のときに、源義家が崇敬。鎌倉幕府が修造(下知状が現存)。南朝の北畠顕信が社領寄進(寄進状が現存)。
北麓では、江戸時代の初期には滝沢が主導権を持っていたが、やがて矢島が握るようになった。すると矢島と南麓の蕨岡が対立するようになり、幕府の判決によって蕨岡が主導権を握った。ところが、明治になると、吹浦が本社と定められ、蕨岡はその次席に留められることとなった。
一覧
- 大物忌神社
- 三十六王子