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鹿児島・楠木神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
鹿児島・楠木神社
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'''楠木神社'''(くすのき・じんじゃ)は、鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地にある、[[楠木正成]]を祀る[[霊社]]。無格社。有馬新七が創建。元は鹿児島市石谷町(薩摩国日置郡伊集院郷石谷村)にあった。'''楠公社'''。'''湊川神社'''。 == 歴史 == [[徳川光圀]]が摂津湊川の[[楠木正成墓]]を修復した際に菩提寺の[[広厳寺]]に奉納した正成像が3体あり、その内の1体が鹿児島城下の町田家屋敷に秘蔵されていた。町田久成の招きで石谷村に訪れた有馬新七が1861年(文久1年)その像を東の丸岡に移して楠公社を創建。 明治維新後、西郷隆盛が鹿児島城下町に[[皇軍神社]]を建てると、楠公社もここに遷座合祀された。隆盛の私学校の守護神とされた。 1877年(明治10年)、辺見十郎太が県令大山綱良の許可を得て、宮之城に像を遷座。 1885年(明治18年)5月25日、湊川神社として鎮座。 1949年(昭和24年)4月、現在地に遷座。1969年(昭和44年)修復した。 (鹿児島県神社庁ウェブサイト) [[category:鹿児島県]]
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