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嘉猷観は、唐代長安平康坊にあった女冠道観。玄宗代、宰相の李林甫の邸宅の一部だったが、東北の溝から毎夜人魂のような炎が上がり、それを子供が持って出入りするということが起こった。彼はこれを嫌って道観を建て、娘を観主とした。(土屋昌明、2002『神仙幻想』春秋社)