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梛神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2025年11月23日 (日)
梛神社(なぎ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある祇園信仰の神社。祭神は素盞嗚尊。配祀神は稲田姫命・宇賀御魂命・瓊々杵尊・伊弉冉尊・菅大神・誉田別尊・蘇民将来(境内由緒書)。八坂神社創建前に神霊が鎮座した地とされ、元祇園と呼ばれる。八坂神社の御旅所が起源だという見解もある[1]。本社と同格に並べて京都・隼神社がある。八坂神社関連旧跡。神社本教所属。
歴史
- 869年:牛頭天王を播磨国(広峰神社)より招いた時、八坂神社に祀る以前、最初に祀ったのがこの地という。八坂郷に移る時に壬生村の住民が風流傘を立てお囃子と共に随行したのが祇園祭の綾傘の起源ともいう。異説として『出来斎京土産』によると、熊野権現を勧請して梛の木を植えたので、奈祇宮と称したと伝える。
- 1226年6月13日:藤原定家の『明月記』の嘉禄2年6月13日条に「今夜依祇園御霊会、行幸四条壬生嘉陽門院御所」とある[2]。
- 1686年:『雍州府志』成立。「旅所始在壬生辺」とある[3]。
- 1873年:壬生寺境内の六所明神を廃して、神霊を配祀[4]。
- 1874年:神殿を修築した[5]。
- 1892年:神殿を修築した[6]。
- 1910年:神殿を修築した[7]。
- 1920年(1918年とも):隼神社を境内に遷座。
- 1922年:神幸祭始める[8]。
- 1929年:社殿修復[9]
- 1932年:御供石を下京区御供石町から梛神社境内に移す。御供石は八坂神社祇園祭で御旅所への供物を載せていた台石の三つあったものの一つという。