出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年12月3日 (土)
瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)(1268-1325):曹洞宗の僧侶。越前出身。孤雲懐奘に師事。徹通義介の法を継ぐ。能登に総持寺を開き、永平寺を超える勢いで曹洞宗の勢力を拡大した。常済大師。仏慈禅師。弘徳円明国師。
一覧
- 誕生
- 御誕生寺:2009年(平成21年)創建。福井県越前市。専門僧堂がある。
- 帆山寺:生母が祈願した多禰観音堂が当寺と言われる。近くに記念碑がある。天台宗。福井県越前市。
- 多禰神社:多禰観音堂の比定地。記念碑がある。福井県坂井市丸岡町。
- 修行
- 永平寺:得度。福井県永平寺町
- 宝慶寺:福井県大野市。
- 東福寺:臨済宗。京都府京都市東山区。
- 比叡山:天台宗総本山。滋賀県大津市。
- 興国寺:心地覚心のもとで修行。和歌山県日高郡由良町。臨済宗妙心寺派。
- 阿波・城満寺:瑩山紹瑾が最初に創建した寺院。徳島県海部郡海陽町。
- 加賀・大乗寺:瑩山紹瑾が2世となる。石川県金沢市。
- 加賀・浄住寺:瑩山紹瑾が創建。石川県金沢市。
- 能登・光孝寺:石川県羽咋郡志賀町谷屋。のち一向一揆に占拠され、長龍寺となる。
- 永光寺:瑩山紹瑾が創建。能登国利生塔。石川県羽咋市。
- 総持寺:瑩山紹瑾が創建。門下を多数輩出したことから、曹洞宗の第二の本山となる。元は石川県輪島市にあったが、明治に神奈川県横浜市鶴見区に移転。
- 清水寺:京都府京都市東山区。記念碑がある