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竹駒神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2025年2月11日 (火)

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竹駒神社(たけこま・じんじゃ)は、宮城県岩沼市にある稲荷信仰の神社。竹駒稲荷神社。旧県社別表神社。武隈明神。

目次

歴史

  • 842年(承和9年)6月:小野篁が陸奥守として下向する時、京都の伏見稲荷大社から分霊を奉じて祀って創建したという。
  • 永承年間(1046-1053):能因が竹駒寺を創建。
  • 1338年(延元3年/暦応1年)2月4日:金沢大乗寺3世の明峰素哲(1277-1350)が竹駒神社に参詣。
  • 1537年(天文6年):伊達稙宗が神領の陣夫役を一部免除する(伊達家文書)。
  • 1644年(正保1年):伊達忠宗が再興。20石を寄進。
  • 1734年(享保19年)7月15日:宗源宣旨正一位。
  • 1807年(文化4年)10月16日:正一位。
  • 1812年(文化9年):随身門を造営。
  • 1841年(天保12年)8月1日:創建1000年祭
  • 1842年(天保13年):向唐門を造営。
  • 明治初年:神仏分離。竹駒寺住職は還俗。竹駒寺は末寺高福寺の地に移転。
  • 1874年(明治7年)6月:県社に列格[1]
  • 1876年(明治9年)6月23日:明治天皇行在所となる。
  • 1881年(明治14年)8月11日:明治天皇行在所となる。
  • 1908年(明治41年)10月9日:皇太子東北行啓の際、使者が派遣される。
  • 1921年(大正10年):境内整備を開始。
  • 1938年(昭和13年)6月30日:馬事博物館竣工。
  • 1948年(昭和23年)9月:別表神社に加列[2]
  • 1950年(昭和25年)9月22日:創建1100年祭。1942年(昭和17年)から8年遅れ。1940年(昭和15年)に実施予定だったが戦争などで延期となった。
  • 1990年(平成2年)11月21日:テロ事件により爆破全焼
  • 1993年(平成5年)9月:社殿再建。
  • 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災で被災。

組織

竹駒寺歴代住職

  • 『竹駒神社志』「能因法師と竹駒寺」[3]
  • 『竹駒神社志補遺』「奥州名取郡岩沼竹駒寺」[4]
代数 生没年 在職年 略歴
1 能因 988-? 能因墓
2 宥専
3 秀鑁
4 空胤
5 宥雅
6 宥転
7 専識
8 宥証
9 宥禅
10 乃識
11 俊海
12 空尊
13 快転
14 教転
15 良誉
16 宥俊
17 宥済
18 宥慶
19 頼応
20 鏡雅
21 宥雄
22 宥精
23 覚秀
24 寛応 中興。「印信紹書血脈」が伝わる[5]
25 宥浄
26 広音 ~1710~ 1710年(宝永7年)拝殿修復(棟札銘)
27 宥央
28 音如 ~1726~ 1726年(享保11年)鳥居を建立(銘文)。
29 澄応 証応?
30 寛彦
31 学真
32 亮雄
33 鏡光 ?-1759 1759年(宝暦9年)死去。
34 如香
35 証乳
36 運海
37 覚祐 明和 明和在職。
38 学栄 ?-1784 1784年(天明4年)死去。
39 運興 ?-1773 1773年(安永2年)死去。
40 寛秀
41 寛翁
42 観全
43 真照
44 性海 ~1796~ 1796年(寛政8年)本殿再建(擬宝珠銘)。
45 亮馨
46 運養 ~1807~ 1807年(文化4年)、正一位を授かる。
47 証運
48 覚舟
49 覚俊
50 亮堂
51 覚運 ?-1823 1823年(文政6年)死去。
52 運洲 ~1829~ 1829年(文政12年)在職
53 運瑜
54 運峰
55 清運
56 証純
57 長雄 嘉永 1847年(弘化4年)57世島運在職か[6]
58 運情
59 亮随
60 運聖 1818-? 1866-1869 伊場野聖盛。1866年(慶応2年)3月1日、竹駒寺住職。1869年(明治2年)8月9日(1870年(明治3年)8月3日とも)還俗してまで竹駒神社祠官となる。

竹駒神社歴代宮司

  • 『竹駒神社志』「維新後の奉仕者」[7]
代数 生没年 在職年 略歴
1 伊場野聖盛 1818-? 1869-1874 竹駒寺60世。還俗神職。士族伊場野作左衛門の次男。1818年(文政1年)生。1866年(慶応2年)3月1日、竹駒寺住職。1869年(明治2年)8月9日(1870年(明治3年)8月3日とも)還俗してまで竹駒神社祠官となる。1874年(明治7年)退任。伊場野元一郎とも名乗る。
2 佐藤伊箇志 生没年不詳 1874-1878 旧名は山岡巌。1874年(明治7年)から1878年(明治11年)まで竹駒神社祠官。1876年(明治9年)1月時点で塩竈神社禰宜[8]。中講義。
3 伊場野成運 1834-? 1878-1886 伊場野聖盛の養子。目黒丈之助の次男。1834年(天保5年)生。1878年(明治11年)から1886年(明治19年)まで竹駒神社祠官。宮城県神道事務分局副長[9]。中講義。
4 浦江一知 1834-1899 1886-1900 1886年(明治19年)から1900年(明治33年)まで竹駒神社祠官。宮城県内神職取締所長。
5 鈴木貞治郎 生没年不詳 1900-1922 1900年(明治33年)から1922年(大正11年)まで竹駒神社祠官。
6 大宮宗司 ?-1927 1922-1927 国学院大学卒(第1期生)。1922年(大正11年)竹駒神社祠官。1927年(昭和2年)4月26日死去[10]。墓所は仙台東昌寺。
7 伊場野春風 1878-? 1927-1947 1878年(明治11年)生[11]。皇典講究所卒。1927年(昭和2年)から1947年(昭和22年)まで竹駒神社祠官。
8 尾越直人 ?-1948 1947-1948 1947年(昭和22年)竹駒神社宮司。1948年(昭和23年)2月11日、在職で死去。
9 千葉胤男 1904-1970 1948-1970 1904年(明治37年)生。1921年(大正10年)竹駒神社に奉職。1948年(昭和23年)竹駒神社宮司。1970年(昭和45年)1月7日、在職で死去。
10 鍵甫 1917-1999 1970-1994 1917年(大正6年)生。1937年(昭和12年)竹駒神社に奉職。1970年(昭和45年)2月26日から1994年(平成6年)3月31日まで竹駒神社宮司。1999年(平成11年)5月13日死去。
11 村田一明 1931-1995 1994-1995 1931年(昭和6年)生。1953年(昭和28年)国学院大学文学部宗教学科卒。1994年(平成6年)4月1日、竹駒神社宮司。1995年(平成7年)8月27日、在職で死去。
12 千葉博男 1938-2022 1998-2018 宮城県神社庁長。1938年(昭和13年)生。明治神宮禰宜を経て1992年(平成4年)9月1日、大宮八幡宮宮司。1998年(平成10年)7月1日から2018年(平成30年)まで竹駒神社宮司。2022年(令和4年)死去。
13 村田守広 2018- 宮城県神社庁参事。2018年(平成30年)、竹駒神社宮司。

画像

資料

  • 佐々木喜一郎1953『竹駒神社志』[12]
  • 佐々木喜一郎1966『竹駒神社志補遺』[13]
  • 佐々木喜一郎1967『岩沼物語 続』「炉辺夜話」[14]
  • 1984『岩沼市史』[15]
  • 『奥州名勝図絵』
https://shinden.boo.jp/wiki/%E7%AB%B9%E9%A7%92%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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