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金戒光明寺御廟
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2026年3月20日 (金)
京都府京都市左京区黒谷町の金戒光明寺にある浄土宗開祖法然の墓廟。法然の遺骨を納め、法然涅槃像と勢至菩薩を祀る。「開祖大師本廟」「勢至堂」「法然廟」ともいう。
2世信空は生前は常に遺骨を身辺に奉持していたが、その死後、当地に法然遺骨を埋葬した。しかし、応仁の乱により兵馬に蹂躙され、所在が分からなくなった。1574年(天正2年)、21世の性誉法山の時代、善香が霊夢により、「大師埋骨の旧地」を発見して卵塔を建立した。同時にその側に法泉庵(現在の庫裏)が建立される。1676年(延宝4年)、称悦が金屋友西らの寄進を受けて、卵塔を覆うように堂宇を造営し、勢至菩薩を祀った。1776年(安永5年)、勢至堂が別院となっている。傍らには熊谷直実の墓と平敦盛の墓もある。曼珠院門跡良尚法親王筆の「勢至堂」額があるという。(『黒谷光明寺誌要』、浄土宗全書検索システム)