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東明廟
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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*前18年5月:初代温祚王が「東明王廟」を創建。(三国史記) | *前18年5月:初代温祚王が「東明王廟」を創建。(三国史記) |
2023年8月12日 (土) 時点における版
東明廟はソウル近郊にあった百済王室の宗廟。初代温祚王の父とされる東明王を祀る。東明王は高句麗の国王とする説もある。廃絶。遺構は見つかっておらず、所在地は不明。475年の公州遷都以後は記録はない。
歴史
- 前18年5月:初代温祚王が「東明王廟」を創建。(三国史記)
- 29年1月:2代多婁王が「東明廟」に参詣。即位の翌年。(三国史記)
- 227年4月:旱魃のため7代沙伴王が東明廟に祈願すると雨が降った。(三国史記)
- 287年1月:9代責稽王が東明廟に参詣。即位の翌年。(三国史記)
- 299年1月:10代汾西王が東明廟に参詣。即位の翌年。(三国史記)
- 312年4月:11代比流王が東明廟に参詣。即位から8年後。(三国史記)
- 371年:慰礼城から漢山城に遷都。東明廟が移転したのかどうかは不明。
- 393年1月:17代阿〓王が東明廟に参詣。即位の翌年。(三国史記)
- 406年1月:18代腆支王が東明廟に参詣。即位の翌年。以後、記録にみえない。(三国史記)