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亀山天皇陵
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年6月26日 (金)
京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町にある亀山天皇の陵墓。天龍寺内にある。亀山陵。
概要は後嵯峨天皇陵の項目を参照。亀山天皇(1249-1305)<1260-1274>は1305年(嘉元3年)9月15日に上皇として崩御。天皇遺骨は、遺詔によって五つに分けられ、三つは嵯峨に、残りは、南禅寺と高野山に納められた(文久山陵図230)(このうち南禅寺法華堂は幕末に西本願寺によって修復が行われた。1866年(慶応2年)1月11日に完成の報告を行なっている(『本願寺秘史』))。また後嵯峨天皇・亀山天皇の火葬塚が天龍寺の西側の地に治定されている。文久の修陵で区画化され、周堀と外堤が造営された。しかし、両天皇が火葬された場所は本来は別の場所であったはずであるという(文久山陵図227)。