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よろこび教会
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2025年12月3日 (水)
よろこび教会は千葉県野田市野田にある仏教系修養団体。単立。宗教法人。日蓮主義を出発点とするが、通仏教的に取り組む。よろこび会。よろこび寮。妙法寮。
歴史
- 1914年:九代目茂木佐平治(1891-1946、キッコーマン創業者の一人)、現在の金宝殿(のち釈尊堂)建立
- 1921年3月:茂木佐平治、「横浜事件」で拘留。この時、法華経を熟読し、日蓮主義に目覚める。
- 1923年9月1日:関東大震災。山岸市三郎(1889-1965?)は邸宅財産と家族を失い、仏教を学ぶようになる。
- 1923年12月10日、山岸市三郎が東京池袋に妙法寮を設立。日蓮主義の様々な人物が出入りし、自由闊達な議論が行われたという。日蓮主義の片岡随喜(片岡盛助。のち立正安国会を設立)もその一人。
- 1925年4月3日:片岡随喜、唱題行の最中「釈尊の御題目を聴く」という宗教体験をする。布教を始め、野田を最初の地とする
- 1925年9月5日:茂木佐平治、片岡随喜に傾倒し、自宅に妙法寮を開く(5月とも)。片岡随喜の縁で、山岸市三郎につながったとみられる。
- 1926年7月5日、茂木佐平治、片岡随喜と決別し、新たに現在地に新しい道場を建設し、妙法寮を開く。同時に「遊楽園」を一般開放する
- 9月15日:旧来の御堂に森鳳声作の釈迦像を祀り「釈尊堂」と称す。
- 1927年2月16日、『よろこび』創刊。新聞の体裁。「よろこび会」という名称もこの頃定まる。会長は山岸市三郎。日蓮宗色が強かった。
- 1929年:『よろこび』が雑誌形式に変わる。この頃から通仏教的になっていく。
- 1929年:<興風会館竣工>
- 1934年:妙法寮をよろこび寮と改称
- 1935年7月:曹洞宗の山田霊林を迎えて初の坐禅会を開く
- 1940年4月1日:宗教団体法施行。宗教結社の届出を行う。指導顧問に高楠順次郎
- 1944年3月:『よろこび』廃刊。内務省の出版統制のため。
- 戦後:単立の宗教法人となる。
- 2005年:釈尊堂が金宝殿となる?
資料
- 1934『真の仏教を現代に語る』
- 武井謙悟2025「仏教系雑誌『よろこび』の検討ー高楠順次郎とよろこび会の関係を中心に」[2]