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ベトナム仏教

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年2月28日 (木)

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ベトナム仏教は、ベトナムに広まった大乗仏教北伝仏教の流れ。

目次

一覧

ハノイ

  • ハノイ:タンロン(昇龍)
  • 一柱寺:ハノイを代表する寺院。李朝太祖の李公蘊(リコンウアン)が創建。延祐寺。
  • 玉山寺:ハノイにある寺院。
  • タイフーン寺院:ハノイ郊外にある寺院。崇福寺。
  • ハノイ・鎮国寺:ハノイにあるベトナム最古の仏教寺院。
  • 婆𥒥寺:ハノイ郊外にあった。麟角が蓮宗を開いた。
  • 興天御寺:ハノイの内城にあった。1009年、李公蘊が遷都と共に創建。
  • 勝厳寺:ハノイの外城にあった。1009年、李公蘊が遷都と共に創建。
  • 吉祥寺:ハノイにあった。無言通派僧侶で扶聖霊仁太后の甥の円照が住した。
  • 国師寺:ハノイにあった。
  • 報天寺:ハノイにあった。英宗の命で、無言通派九祖の道恵が住し、李朝禅宗の中心となった。報天塔があった。パオティエン寺院。
  • 西方寺:ハノイ近郊。阿羅漢像が美術品として有名。タイーフオン寺院。崇福寺。

ホーチミン

  • ヤックラム寺院ホーチミン中心部にある寺院。ホーチミン最古の寺院。覚林寺。
  • ビンギエム寺院:ホーチミン中心部にある寺院。ベトナム南部では最大規模の寺院。日本に留学した僧が1971年に創建。永厳寺。

フエ

バクニン省

  • 衆善寺:バクニン省(北寧省)にあった。法雲寺で毘尼多流支に禅宗を学んだ法賢が創建。
  • 含龍寺:バクニンにあった。蓮宗
  • 蓮宗寺:バクニンにあった。蓮宗
  • 禅衆寺:交州(バクニン省トゥアンタイン県)にあった。王邵『広弘明集』に記述。
  • 法雲寺:バクニン省トゥアンタイン県にある。廃仏にあって長安を去った毘尼多流支というインド僧が580年にやって来て住し、『大乗方広総持経』を漢訳。法賢に禅宗を伝えた。ベトナム禅宗の始まり。桑寺。ザウ寺
  • 建陽寺:バクニンにあった。清弁が住して南宗禅を広めた。
  • 建初寺:バクニンにあった。感誠が、百丈懐海弟子の無言通を請いて禅を学び、無言通派を開く。
  • 重明寺:バクニン省ティエンズー(仙遊)にあった。無言通派を一大勢力に築いた禅老が住し、李公蘊が帰依した。
  • 光明寺:バクニン省ティエンズー(仙遊)にあった。無言通派九祖の道恵が住した。
  • ブッタップ寺院:バクニン省にある寺院。ベトナム北部の仏教の中心。千手観音が美術品として有名。寧服寺(寧福寺)、筆塔寺。
  • 瓊林寺:バクニン省古法にある寺院。千仏像が有名。唐の貞元年間、毘尼多流支派八祖の定空が創建し、神会禅を広めた。
  • 古法寺:李朝を開いた太祖李公蘊が育った寺。
  • 六祖寺:李公蘊が遊学。
  • 天徳府八寺:1010年、李公蘊が創建

ナムディン

  • ナムディン:陳朝時代、天長府という副都が置かれた。
  • 普明寺:ナムディン省にある。陳朝太宗が譲位後に出家して重光宮の西に建てた。フォーミン寺院。塔の寺。
  • 古礼寺:ナムディン省ナムディン市。


その他

  • タイ寺院:ハータイ省にある寺院群。中心寺院の天福寺、頂山寺、貝庵寺などがある。
  • フォーン寺院:ハータイ省にある寺院群。ベトナムを代表する仏教聖地の一つ。13の寺院で構成。香寺。
  • バイディン寺院:ニンビン省にある寺院。本堂に3体の大仏がある。超巨大な新興寺院。
  • ビックドン寺院:ニンビン省の古都ホアルー郊外にある岩窟寺院。上中下の3寺に分かれる。碧洞寺。
  • リンソン寺院:ラムドン省ダラットにある寺院。中国風とフランス風の折衷様の建築で知られる。霊山寺。
  • ロンソン寺院:カインホア省ニャチャンにある寺院。山上にある。大仏。隆山寺。
  • ロンティエン寺院:クアンニン省ハロンにある寺院。龍天寺。
  • サム山:アンザン省チャウドック近郊にある霊山。
  • 釈迦仏台:バリアブンタウ省ブンタウにある寺院。
  • カレン寺院:ソクチャン省ソクチャンにある寺院。クメール様式。
  • ヨイ寺院:ソクチャン省ソクチャンにある寺院。クメール様式。
  • 雲山寺:タイニン省タイニン近郊のバーデン山にある寺院。
  • タムタン寺院:ランソン省ランソンの鍾乳洞にある岩窟寺院。三清洞。
  • 十塔寺:ビンディン省(平定省)にあった。臨済正宗を称した中国僧原紹が創建。
  • カマウ:カマウ省カマウ市。クメール様式の寺院遺跡がある。
  • チャビン:チャビン省チャビン市。クメール様式の寺院遺跡
  • 仙洲山寺 :交州にあった。中国僧の曇弘が455年、山上で焼身自殺。
  • 普光寺:毘尼多流支派四祖の清弁が法燈に『金剛般若経』を学ぶ。
  • 崇業寺:清弁が恵厳に学ぶ
  • 大教寺:李公蘊が寄進。
  • 長聖寺:李朝太宗の命で、天成7年(1034)に焼身供養した宝性と心明の舎利を李朝太宗の命で、この寺に納めた。
  • 普寧寺:慈廉にあった。無言通派八祖の通弁が住した。
  • 究連教源寺:景興宮の隣にあった。仁宗が建て無言通派の満覚に与えた。
  • 延福寺
  • 開国寺:占城征討で捉えた中国僧草堂が聖宗の命で住した。聖宗は草堂から禅を学び、草堂派を開いた。
  • 延祐寺:陳朝太宗が修復。
  • 月光寺:建安にあった。蓮宗開祖の麟角が最初住した。

流派と教団


人物

参考文献

  • 川本邦衛「ヴェトナム」『仏教文化事典』
http://shinden.boo.jp/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E4%BB%8F%E6%95%99」より作成

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