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吉水神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年1月4日 (木)
吉水神社(よしみず・じんじゃ)は、奈良県吉野郡吉野町の吉野山にある後醍醐天皇を祀る霊社。吉野神宮の前身。吉水院が廃されて成立。村社。後醍醐天皇の他、楠木正成と宗信を配祀する。 宗信は後醍醐天皇を吉野山に迎えた僧で、山内に宗信墓がある。
歴史
- 吉水院は後醍醐天皇の御所となっていた。崩御後、後村上天皇が後醍醐天皇像を吉水院に祀った。
- 1875年(明治8年)3月5日:神仏分離で、吉水院は吉水神社となった。
- 1889年(明治22年):後醍醐天皇像は吉野神宮に奉遷されたが、吉水神社も存続した。
- 2001年(平成13年):不審火で焼失した勝手神社を合祀。