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寧波
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年5月30日 (土)
寧波は中国浙江省にある古都。かつては明州と呼ばれた。
一覧
- 七塔寺:浙江省寧波市ギン州区。重点寺院。858年、天童寺の心鏡蔵奐(790-866)が任景求に招かれ創建。任景求は邸宅を捨して寺院とした。東津禅院。861年、棲心寺と改称。のち崇寿寺、補陀寺、報恩寺、七塔寺と改称した。小普陀山。
- 宝雲寺:
- 延慶寺:浙江省寧波市海曙区。四明智礼の旧跡。観宗寺と合併。
- 天童寺:浙江省寧波市ギン州区。太白山麓にある。中国禅宗五山の第3位。重点寺院。
- 広利寺:浙江省寧波市ギン州区五郷鎮。太白山麓にある。中国禅宗五山の第5位。重点寺院。阿育王塔信仰。鑑真、重源、栄西、道元などの旧跡。阿育王寺。育王山。
- 大慈寺:浙江省寧波市ギン州区。日本の寒巌義尹が留学した旧跡。
- 普陀山:浙江省舟山市普陀区。観音菩薩の霊山がある島。中国仏教四大霊山の一つ。日本僧慧萼が開く。一山一寧の出身地。
- 寧波・保国寺:浙江省寧波市江北区。古建築で知られる。
- 雪竇寺:浙江省寧波市奉化区渓口鎮。巨大な弥勒菩薩像がある。
- 天封塔:
- 景福寺:現在の城隍廟の場所にあった。俊芿が入宋した時の拠点の一つ。
- 極楽寺:龍山にあった。
- 福源寺:龍山にあった。
- 湖心寺:湖心広福律寺。
- 明州・開元寺:戒壇院があった。南宋時代に多数の律宗経典を出版した。
- 天寧寺:甲刹寺院。城内の恵政橋の近くにあった。天寧寺:唐代には国寧寺と称し、1103年崇寧万寿寺、1111年天寧万寿寺、1137年、報恩広孝寺、のち報恩広光寺と改称した。建炎年間(1127-1130)と1292年に焼失。(「天寧寺世代考9」)
- 万寿寺:城内東北の大梁街にあった。唐代872年創建。慧燈寺と称し、982年、崇寿寺、1118年、広慧寺、1220年、万寿寺と改称。(「天寧寺世代考9」)
天台山も比較的近い。