出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年12月30日 (土)
青蓮寺(しょうれんじ)は、茨城県常陸太田市にある二十四輩善性房、証性房ゆかりの浄土真宗寺院。天武天皇が皇子時代に滞在した御殿跡という。のち聖徳太子像が祭られた。後鳥羽天皇皇子の周観(のちの善性房)が天台宗の寺とした。この太子堂に滞在した恵空(証性房。畠山重秀)は、夢に聖徳太子が現れ、親鸞を尋ねるように告げた。建保6年(1218)、証性が寺を再興した。
(参考:同名寺院青蓮寺)
参考文献
- 今井雅晴監修、2011『親鸞聖人関東ご旧跡ガイド』本願寺出版社