ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
摂津・大隅神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年10月6日 (土)
大隅神社 おおすみ じんじゃ | |
![]() | |
概要 | 応神天皇離宮の大隅宮跡に鎮座する神社。 |
所在地 | 大阪府大阪市東淀川区大桐5丁目14-81 |
所在地(旧国郡) | 摂津国西成郡 |
社格など | 村社 |
関連記事 | |
大隅神社は応神天皇の離宮跡に鎮座する神社。祭神は、「応神天皇、別雷神」である(『平成祭礼データ』)。『日本書紀』によると、応神天皇は即位22年3月に大隅宮に行幸している。あるいは、『日本書紀』は応神天皇が崩御したのは大隅宮であるという別説を掲げている。大隅島はいわゆる八十島の一つといわれる。応神天皇崩御後に宮跡に祀ったのが創始とされる。その後、漂着した賀茂神社の神体を合祀したという(『平成祭礼データ』)。あるいは、大隅宮跡は大隅神社のある大道村の西側にあり、祠が祀られていたともいう(『大阪府全志3』398)。1872年(明治5年)、村社に列格し、1873年(明治6年)大隅神社と改称し(あるいは1871年(明治4年))、1907年(明治40年)6月20日、神饌幣帛料供進神社に指定された。境外に御旅所がある。(『平成祭礼データ』、『大阪府全志3』398)
(参考:同名神社大隅神社)