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本経寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年12月13日 (日)

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本経寺は、京都府京都市伏見区小栗栖小阪町にある日蓮宗寺院。勝劣派合同による檀林寺院だった。富士門流日蓮本宗小栗栖檀林。勝劣派八檀林の一つであり、京都八檀林の一つ。山号は久遠山。

歴史

1506年(永正3年) 住本寺(後の要法寺)11世の日法が創建。1582年(天正10年)の「本能寺の変」で明智光秀が、本経寺の近くで戦死したという。1658年(万治1年)、要法寺22世の本地院日祐が提唱し、檀林を設置。勝劣派の本隆寺妙蓮寺妙満寺寂光寺本禅寺、要法寺が連合して創設した。初代化主には本隆寺12世の妙雲院日承が推薦されて就任した。勝劣派檀林8カ所の中で宮谷檀林と共に最も興隆した。近江国の富豪片山家の寄進で講堂や宿舎を整備した。

明治維新後、各本山が独自に学舎を設けたので合同運営は解体したが、本隆寺のみ引き続き檀林を用いた。1915年(大正4年)に本隆寺も学舎を龍安寺町に新築移転したので檀林の歴史は終わった。

1998年(平成10年)明智光秀供養塔を建立。近くに明智光秀が戦死した場所という明智藪がある。

(『本隆寺門末寺院史』ほか)

組織

歴代化主

  • 1日承
  • 2日儀
  • 3日然
  • 4日承
  • 5日善
  • 6日伸
  • 7日承
  • 8日透
  • 9日元
  • 10日通
  • 11日貞
  • 12日宣
  • 13日翁
  • 14日証()<>:寂光寺7世。
  • 15日体
  • 16日耀
  • 17日慧
  • 18日慧
  • 19日允
  • 20日允
  • 21日潤
  • 22日耀
  • 23日暢
  • 24日量
  • 25日学
  • 26日到
  • 27日允
  • 28日顕
  • 29日耀
  • 30日達()<>:寂光寺9世。
  • 31日就
  • 32日啓
  • 33日到
  • 34日廓
  • 35日廓
  • 36日運
  • 37日広
  • 38日応
  • 39日保()<>:寂光寺10世。
  • 40日伝
  • 41日達
  • 42日輝
  • 43日応
  • 44日廓
  • 45日良
  • 46日広
  • 47日正()<>:寂光寺11世。
  • 48日研
  • 49日勧
  • 50日伝
  • 51日周()<>:寂光寺12世。
  • 52日住
  • 53日融
  • 54日研
  • 55日立
  • 56日晋
  • 57日達
  • 58日東
  • 64日方()<>:寂光寺14世。
  • 101三輪日命
http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E5%AF%BA」より作成

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