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横岳
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年8月12日 (土)
横岳(おうがく)は百済王都の漢山城近郊にあった霊山。百済王室の聖地の一つとみられる。
歴史
- 31年9月:多婁王、横岳の麓で田猟をして、2匹の鹿を続け様に射止めた(三国史記)。「田猟」は単なる狩猟ではなく祭祀儀礼ともいわれる。
- 93年8月:横岳に一度に五つの大石が落ちた(三国史記)。
- 391年8月:阿〓王、横岳の西で田猟した(三国史記)。
- 402年夏:旱魃のところ、阿〓王が横岳を親祭したところ雨が降った(三国史記)。
- 507年:武寧王、百済を攻めようと横岳の麓に駐屯していた高句麗軍を攻撃して撃退した(三国史記)。