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法華信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年8月9日 (月)
(法華経信仰から転送)
法華経信仰
関連事項
- 天台宗:智顗が開いた法華経を中心とする宗派
- 日蓮宗:日蓮が開いた法華経を中心とする日本の宗派。
- 霊鷲山:インドの釈迦が法華経を説いたとされる山。
- 法華寺:奈良県奈良市。
- 法華寺_(同名)
- 法華堂:法華経を奉安する堂宇。普賢菩薩を本尊とする。死者の冥福を祈るための堂宇としても使用される。
- 鳩摩羅什:現行の法華経を訳した僧。
- 光宅寺
- 曼荼羅本尊
- 法華経絵曼荼羅
- 法華経絵巻
- 法華経宝塔曼荼羅
『法華経』に登場する仏尊や弟子
諸本で異同がある。
序品
- 仏:釈迦
- 仏弟子
- 阿若〓陳如(あにゃ・きょうじんにょ、アージュニャータ・カウンディヌヤ):釈迦の最初の弟子五比丘の一人。
- 摩訶迦葉(まかかしょう、マハー・カーシャパ):釈迦の十大弟子の一人。大迦葉ともいう。
- 優楼頻螺迦葉(うるびんらかしょう、ウルヴィルヴァー・カーシャパ):釈迦の直弟子の一人。元は500人の弟子がいたバラモンだった。三迦葉の一人。
- 迦耶迦葉(がやかしょう、ガヤーカーシャパ):釈迦の直弟子の一人。三迦葉の一人。
- 那提迦葉(なだいかしょう、ナディーカーシャパ):釈迦の直弟子の一人。三迦葉の一人。
- 舎利弗(しゃりほつ、シャーリプトラ):釈迦の十大弟子の一人。法華経では弟子の代表として活躍。
- 大目揵連(だいもくけんれん、マハーマウドガリヤーヤナ):釈迦の十大弟子の一人。目連ともいう。
- 摩訶迦旃延(まかかせんねん、マハーカーティヤーヤナ):釈迦の十大弟子の一人。迦旃延ともいう。
- 阿〓楼駄(あぬるだ、アニルッダ):釈迦の十大弟子の一人。阿那律ともいう。
- 劫賓那(こうひんな、カッピナ):釈迦の直弟子の一人。
- 〓梵波提(きょうぼんはだい、ガヴァーンパティ):釈迦の直弟子の一人。
- 離婆多(りはた、レーヴァタ):釈迦の直弟子の一人。
- 畢陵伽婆蹉(ひつりょうがばしゃ、ピリンダヴァツァ):釈迦の直弟子の一人。
- 薄拘羅(はくら、バックラ):釈迦の直弟子の一人。
- 摩訶拘〓羅(まかくちら、マハーコッティカ):釈迦の直弟子の一人。
- 難陀(なんだ、ナンダ):釈迦の直弟子の一人。
- 孫陀羅難陀(そんだらなんだ、スンダラナンダ):釈迦の直弟子の一人。釈迦の異母兄弟ともいう。難陀と同一とも。
- 富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし、プールナ・マイトラーヤニー・プトラ):釈迦の十大弟子の一人。富楼那ともいう。
- 須菩提(しゅぼだい、スブーティ):釈迦の十大弟子の一人。
- 阿難(あなん、アーナンダ):釈迦の十大弟子の一人。阿難陀ともいう。
- 羅〓羅(らごら、ラーフラ):釈迦の実子。釈迦の十大弟子の一人。
- 摩訶波闍波提比丘尼(まかはじゃはだい・びくに、マハープラジャーパティー):釈迦の養母で叔母。孫陀羅難陀の母ともいう。仏教最初の尼。
- 耶輸陀羅比丘尼(やしゅだら・びくに、ヤショーダラー):釈迦の妃。
- 菩薩
- 文殊師利菩薩(もんじゅしり、マンジュシュリー):文殊菩薩。
- 観世音菩薩(かんぜおん、アヴァローキテーシュヴァラ):観音菩薩。
- 得大勢菩薩(とくだいせい、マハースターマ・プラープタ ):勢至菩薩のこと。
- 常精進菩薩(じょうしょうじん、ニティヨーデュクタ):法師功徳品第十九で再登場。
- 不休息菩薩(ふくそく、アニクシプタ・ドゥラ):再登場なし。
- 宝掌菩薩(ほうしょう、ラトナ・パーニ):再登場はなし。胎蔵曼荼羅の宝手菩薩。大智度論にも登場。
- 薬王菩薩(やくおう、バイシャジャ・ラージャ):薬王菩薩本事品で再登場。
- 勇施菩薩(ゆうぜ、プラダーナ・シューラ):陀羅尼品第26で再登場。
- 宝月菩薩(ほうがつ、ラトナ・チャンドラ):
- 月光菩薩(がっこう、):
- 満月菩薩(まんがつ、プールナ・チャンドラ):
- 大力菩薩(だいりき、マハー・ヴィクラーミン):
- 無量力菩薩(むりょうりき、アナンタ・ヴィクラーミン):
- 越三界菩薩(おつさんがい、トライローキヤ・ヴィクラーミン):
- 〓陀婆羅菩薩(ばつだばら、バドラパーラ):禅宗では風呂の守護仏。跋陀婆羅菩薩。胎蔵曼荼羅の除蓋障院の賢護菩薩。
- 弥勒菩薩(みろく、マイトレーヤ):
- 宝積菩薩(ほうしゃく、):
- 導師菩薩(どうし、):
- 天部ほか
- 釈提桓因(しゃくだいかんにん、):帝釈天のこと。
- 月天子(がつてんし、チャンドラ):
- 普香天子(ふこう、サマンタ・ガンダ):
- 宝光天子(ほうこう、ラトナプラバ):
- 四大天王(しだいてんのう):四天王のこと。
- 自在天子(イーシュヴァラ):
- 大自在天子(マヘーシュヴァラ):大自在天のこと。シヴァ神。
- 梵天王(ブラフマン):梵天のこと。
- 尸棄大梵(しきだいぼん、シキン梵天):梵天の眷属。
- 光明大梵(こうみょうだいぼん、ジョーティシュ・プラバ梵天):梵天の眷属。
- 難陀龍王(なんだ、ナンダ):八大龍王の一。
- 跋難陀龍王(ばつなんだ、ウパナンダ):八大龍王の一。
- 娑伽羅龍王(しゃから、サーガラ):八大龍王の一。
- 和脩吉龍王(わしゅきつ、ヴァースキ):八大龍王の一。
- 徳叉迦龍王(とくしゃか、タクシャカ):八大龍王の一。
- 阿那婆達多龍王(あなばだつた、アナヴァタプタ):八大龍王の一。
- 摩那斯龍王(まなし、マナスヴィン):八大龍王の一。
- 優鉢羅龍王(うはつら、ウトパラカ):八大龍王の一。
- 法緊那羅王(ほうきんならおう、ダルマ・キンナラ王):
- 妙法緊那羅王(みょうほうきんならおう、スダルマ・キンナラ王):
- 大法緊那羅王(だいほうきんならおう、マハーダルマ・キンナラ王):
- 持法緊那羅王(じほうきんならおう、ダルマダラ・キンナラ王):
- 楽乾闥婆王(がくけんだっばおう、マノージュニャ・ガンダルヴァ王):
- 楽音乾闥婆王(がくおんけんだっばおう、マノージュニャスヴァラ・ガンダルヴァ王):
- 美乾闥婆王(みけんだっばおう、マドゥラ・ガンダルヴァ王):
- 美音乾闥婆王(みおんけんだっばおう、マドゥラスヴァラ・ガンダルヴァ王):
- 婆稚阿修羅王(ばちあしゅらおう、バリン・アスラ王):
- 〓羅騫〓阿修羅王(からけんだあしゅらおう、カラスカンダ・アスラ王):
- 毘摩質多羅阿修羅王(びましつたらあしゅらおう、ヴェーマチトリン・アスラ王):
- 羅〓阿修羅王(らごあしゅらおう、ラーフ・アスラ王):
- 大威徳迦楼羅王(だいいとくかるらおう、マハーテージャス・ガルダ王):
- 大身迦楼羅王(だいしんかるらおう、マハーカーヤ・ガルダ王):
- 大満迦楼羅王(だいまんかるらおう、マハープールナ・ガルダ王):
- 如意迦楼羅王(にょいかるらおう、マハルッディプラープタ・ガルダ王):
- 阿闍世王(あじゃせおう、アジャータ・シャトゥル王):
- 日月燈明如来(にちがつ・とうみょう・にょらい、チャンドラ・スールヤ・プラディーパ如来):
- 八王子
- 有意(うい、マティ):
- 善意(ぜんに、スマティ):
- 無量意(むりょうい、アナンタマティ):
- 宝意(ほうい、ラトナマティ):
- 増意(ぞうい、ヴィシェーシャマティ):
- 除疑意(じょぎい、ヴィマティサムッドガーディン):
- 響意(こうい、ゴーシャマティ):
- 法意(ほうい、ダルママティ):
- 妙光菩薩(ヴァラプラバ):文殊菩薩の前世。八王子の師。
- 徳蔵菩薩(シュリーガルパ):如来となり、「浄身多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三仏陀」「ヴィマラネートラ」と称す。
- 燃燈如来(ディーパンカラ如来):
- 求名菩薩(ヤシャスカーマ):弥勒菩薩の前世。