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潮音(ちょうおん)(1628-1695)は、江戸時代の臨済宗の僧。黄檗宗黒瀧派の祖。肥前出身。楠田氏。隠元の弟子の木庵性トウに師事。徳川綱吉に請われて、関東初の黄檗宗寺院である館林広済寺を創建。伊雑宮神職の永野采女とともに、偽書とされる『先代旧事本紀大成経』を出版。伊雑宮こそ本当の伊勢神宮であると主張して処罰された(大成経事件)。黒滝・不動寺を創建し、黄檗宗黒瀧派の祖となった。潮音道海。