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牧之原東照宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月18日 (木)
牧之原東照宮は静岡県島田市阪本にあった東照宮。当初は江戸城の紅葉山東照宮の神像を奉斎した。島田東照宮。谷口原東照宮。
歴史
- 1877年9月27日:牧之原東照宮を創建。山岡鉄舟、中条景昭、大草喜次郎らが牧之原開墾にあたり創建した。久能山東照宮から旧紅葉山東照宮の神像を奉遷。村社に列格。(『島田の東照宮』[1])
- 1907年1月:牧之原東照宮、神饌幣帛料供進神社に指定。(『島田の東照宮』)
- 1917年4月18日:徳川宗家より牧之原に使者。神像を迎えたいと伝える。(『島田の東照宮』)
- 1917年11月11日:移霊祭。牧之原東照宮には公爵神号揮毫の笏を代わりに収めた。(『島田の東照宮』)
- 1917年12月7日:神像、牧之原を出発。(『島田の東照宮』)
- 1917年12月8日:千駄ケ谷徳川家邸に遷座。(『島田の東照宮』)
- 1918年4月26日:新しい社殿が竣工して鎮祭。千駄ケ谷東照宮。(『島田の東照宮』、『日本歴史図録』[2])
- 1966年頃:老人ホーム建設のため、解体。10月15日に岡田の八幡宮に合祀が決まるが存続せず1976年廃絶。ただし、大草神社(不詳)、島田ゴルフ場内、個人宅の3箇所で祀られているという。(『島田の東照宮』)