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誠照寺上野別堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年10月26日 (木)
上野別堂(うわの・べつどう)は、福井県鯖江市にある浄土真宗寺院。誠照寺の発祥地。越前国今立郡。車の道場、車道場。
歴史
領主波多野景行(景之とも)が設けた道場で、承元元年(1207)越後配流の途中の親鸞を迎えた。のち親鸞の五男という道性が道場を継いだ。 弘安元年(1278)、道性の子の如覚が鯖江に移転した(国史大辞典)。 昭和8年(1933)、旧地に仏堂を建立(「鯖江本山誠照寺史料」解題)。 円仁作で親鸞が背負ってきたという阿弥陀如来像を祀る。 すぐそばに舟津神社がある。
小泉義博は、別堂から少し西にある舟津町二丁目の小字上野を故地とみなしている。