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越前・西方寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年3月18日 (月)
西方寺(さいほうじ)は福井県敦賀市松島にある時宗寺院。本尊は阿弥陀如来。他阿真教旧跡。気比神宮関連旧跡。山号は藤沢山。(参考:同名寺院西方寺)
歴史
元は敦賀市神楽町にあった。1301年(正安3年)遊行上人2世他阿真教(1237-1319)が真言宗から改宗。他阿真教が滞在中に気比神宮の西門と寺の間に沼があり、土砂を運び、道を作った。これが歴代の遊行上人の「お砂持の行事」の起源という。1583年(天正11年)、遊行上人30世他阿有三(1512-1583)が西方寺で死去。1953年(昭和28年)、越前・来迎寺境内に移転した。 (日本歴史地名大系ほか)