遼朝の国家祭祀
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年9月17日 (土)
遼朝の国家祭祀。契丹民族。遼朝の陵寝も参照。
一覧
- 木葉山:内モンゴル自治区赤峰市。拝山の儀と柴册儀が行われた。
- 祭東所
- 黒山:大興安嶺山脈。「漢民族の泰山に当たる」といわれる。契丹人の魂は死後、黒山に行くという。黒山の神は死者の魂を管轄するという。冬至の日に民衆が集まり盛大に祭典が行われた。
- 長白山:朝鮮半島?
- 幽州大悲閣
- 遼・太祖廟
- 耶律阿保機陵:祖陵
- 興王寺
資料
- 松井等1926「契丹人の信仰」「白衣観音」[1]
- 島田正郎1949「契丹の祭祀」[2]
- 島田正郎1954『遼制の研究』[3]