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錫杖院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年6月28日 (火)
錫杖院は宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田にあった真言宗寺院。本尊は千手観音。霧島東神社(霧島東御在所両所権現)の別当。霧島山も参照。寺号は華林寺。東光坊とも。山号は霧島山。(参考:同名寺院華林寺)
966年に性空が創建。天台宗だった。 1234年、噴火で焼失。1486年復興され、円政が入り、真言宗となる。 伊東氏の領土になると池郷民部秀澄という修験僧が入るが、1576年、島津領になると追放された。
1868年4月29日、神仏分離で廃絶。仏像仏具は法蓮寺に移された。跡地に祓川神社が建てられた。歴代住職墓地が霧島東神社境内に残る。 霧島神宮(西御在所霧島権現)別当の薩摩・華林寺も院号を錫杖院と称し、一説に東霧島神社(高城東霧島権現)別当勅詔院の旧称も錫杖院という。 (『日本歴史地名大系』)
組織
歴代住職
- 性空
- 1澄儀:文明18年在職。円政???
- 2忠見
- 3忠弁
- 秀澄
- 2快吽:菱川院から移る。
- 5盛仁
- 6盛誉
- 7円海