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開元観は、唐の9代玄宗が長安・洛陽と諸州に設置した道観。一州一寺一観制も参照。
開元26年(738)6月1日、玄宗は、勅を下し、州ごとに既存の観と寺を選び、額を与えて開元観と開元寺とした。
当時、既に中宗が定めた龍興観・龍興寺が各地にあったが、玄宗は、それらを祖先祭祀の道観・仏寺とした一方、開元観・開元寺は皇帝の等身大の像が奉安され、祝寿が行われた。
のち宋代には天慶観、元代には玄妙観と改められた。