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上磯官修墳墓

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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'''有川官修墳墓'''は北海道北斗市中野通(渡島国上磯郡)にある[[官修墳墓]]。七重浜で戦死した弘前藩士10人・箱館府兵14人を葬る(?)。元は[[有川大神宮]]にあったが1914年(大正3年)に現在地に移転。禰宜墓といわれる神職墓地の中にある[https://dl.ndl.go.jp/pid/2992274/1/121]。'''上磯官修墳墓'''。(現地解説板)
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'''上磯官修墳墓'''は北海道北斗市中野通(渡島国上磯郡)にある[[官修墳墓]]。七重浜で戦死した弘前藩士10人・箱館府兵14人を葬る(?)。元は[[有川大神宮]]にあったが1914年(大正3年)に現在地に移転。禰宜墓といわれる神職墓地の中にある[https://dl.ndl.go.jp/pid/2992274/1/121]。'''有川官修墳墓'''。(現地解説板)
==歴史==
==歴史==
*1869年(明治2年)5月:総司令官清水谷侍従らは上磯村を根拠地とした。付近の戦死者23人の遺体を上磯村に集めて有川大神宮境内に埋葬。
*1869年(明治2年)5月:総司令官清水谷侍従らは上磯村を根拠地とした。付近の戦死者23人の遺体を上磯村に集めて有川大神宮境内に埋葬。

2024年4月27日 (土) 時点における版

上磯官修墳墓は北海道北斗市中野通(渡島国上磯郡)にある官修墳墓。七重浜で戦死した弘前藩士10人・箱館府兵14人を葬る(?)。元は有川大神宮にあったが1914年(大正3年)に現在地に移転。禰宜墓といわれる神職墓地の中にある[1]有川官修墳墓。(現地解説板)

歴史

  • 1869年(明治2年)5月:総司令官清水谷侍従らは上磯村を根拠地とした。付近の戦死者23人の遺体を上磯村に集めて有川大神宮境内に埋葬。
  • 1869年(明治2年)8月:松前藩士4人を福山に改葬。京都御親兵4人を函館に改葬。残りの15人は遺体の腐敗が激しかったため改葬できなかったという。
  • 1914年(大正3年)3月:許可を得て神葬墓地に改葬。

被葬者

『上磯町史・年史編』[2]より

  • 01黒沢信太郎:函館府大砲隊士官:1869年(明治2年)5月2日夜、上磯村の七重浜の陣中で榎本道章の襲撃を受けて戦死。
  • 02小林四郎:函館府大砲隊士官:1869年(明治2年)5月2日夜、上磯村の七重浜の陣中で榎本道章の襲撃を受けて戦死。
  • 03河内友吉:函館大砲隊士官:1869年(明治2年)5月2日夜、上磯村の七重浜の陣中で榎本道章の襲撃を受けて戦死。
  • 04時宇之助:函館大砲隊士官:1869年(明治2年)5月2日夜、上磯村の七重浜の陣中で榎本道章の襲撃を受けて戦死。
  • 05高杉左膳:弘前藩司令官:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓
  • 06対馬官左衛門(?):弘前藩士官:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。
  • 07高杉権六郎:弘前藩士官:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 08坂本友作:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 09工藤末吉:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 10諏訪久吉:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 11佐藤純吉:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 12中田野之助:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓(勝之丞?)。
  • 13須藤万之助:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 14斉藤東八:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。
  • 15若林栄八:弘前藩兵士:1869年(明治2年)5月11日、五稜郭総攻撃の際、桔梗野で戦死。函館官修墳墓。

資料

  • 「官修墳墓明細帳」:上磯町役場簿書
  • 『上磯町史・年史編』[3]
  • ウェブサイト『戊辰掃苔録』「上磯官修墳墓」[4][5]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E4%B8%8A%E7%A3%AF%E5%AE%98%E4%BF%AE%E5%A2%B3%E5%A2%93」より作成

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