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棲霞寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年11月17日 (金)
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+ | == 参考文献 == | ||
+ | *鎌田茂雄『仏教の来た道』 | ||
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2023年11月17日 (金) 時点における最新版
棲霞寺(せいかじ)は、中国南京郊外の棲霞山(江蘇省南京市棲霞区)にある仏教寺院。三論宗の拠点となった。中国仏教天下四絶の一寺。漢族地区仏教全国重点寺院。南京市中心部から北東17kmの麓にある。棲霞山は摂山ともいう。(参考:同名寺院棲霞寺_(同名))
南斉の永明元年(483)に創建。あるいは永明7年、南斉の隠士の明僧紹が自邸を改造して棲霞精舎と名付けたともいう。開祖の僧朗は摂山大師とも呼ばれる。吉蔵(549-623)が住した。唐代に隆盛。毘盧大殿には毘盧遮那仏を祀る。隋の文帝が全国に建て、南唐代に再建された仁寿舎利塔がある。千仏岩は南斉時代に作られた仏龕294所。515体の仏像があったと言われる。
参考文献
- 鎌田茂雄『仏教の来た道』