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高雄寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年1月2日 (火)
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- | '''高雄寺''' | + | '''高雄寺'''(たかおでら)は、奈良県葛城市の[[葛城山]]系二上山麓にある[[源信]]ゆかりの[[浄土真宗]]寺院。本尊は[[阿弥陀如来]]。元は六方衆徒と呼ばれた[[興福寺]]末寺の一つで、戌亥方に属した。[[興福寺関連旧跡]]。現在は[[浄土真宗本願寺派]]。山号は二上山。[[役小角]]の創建と伝える。古図などによると当初は二上山の山上にあったらしい。旧地には[[大和・神願寺|神願寺]]があったという。『元亨釈書』(1322年)に源信は高雄寺の観音堂に祈願し生まれた子供という。明治13年5月、浄土真宗本願寺派となった。高尾寺とも。(日本歴史地名大系) |
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2018年1月2日 (火) 時点における最新版
高雄寺(たかおでら)は、奈良県葛城市の葛城山系二上山麓にある源信ゆかりの浄土真宗寺院。本尊は阿弥陀如来。元は六方衆徒と呼ばれた興福寺末寺の一つで、戌亥方に属した。興福寺関連旧跡。現在は浄土真宗本願寺派。山号は二上山。役小角の創建と伝える。古図などによると当初は二上山の山上にあったらしい。旧地には神願寺があったという。『元亨釈書』(1322年)に源信は高雄寺の観音堂に祈願し生まれた子供という。明治13年5月、浄土真宗本願寺派となった。高尾寺とも。(日本歴史地名大系)