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瑜伽神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年4月24日 (火)
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一説には延徳2年(1490)6月21日に鬼薗山に創建された'''今宮'''が起源ともいう。『大乗院寺社雑事記』に記録がある。「今宮殿五所大明神」とあり、春日五神を祀るともみられる。 | 一説には延徳2年(1490)6月21日に鬼薗山に創建された'''今宮'''が起源ともいう。『大乗院寺社雑事記』に記録がある。「今宮殿五所大明神」とあり、春日五神を祀るともみられる。 | ||
享保15年(1730)の『奈良坊目拙解』に記載がないため、現在地に移ったのはそれ以降とみられる。 | 享保15年(1730)の『奈良坊目拙解』に記載がないため、現在地に移ったのはそれ以降とみられる。 | ||
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2018年4月24日 (火) 時点における最新版
瑜伽神社(ゆうが・じんじゃ)は、奈良県奈良市高畑町にある神社。祭神は宇迦御魂大神。禅定院・大乗院門跡の鎮守。元興寺関連旧跡、興福寺関連旧跡。
歴史
飛鳥の神奈備(飛鳥坐神社の前身)が起源で、元興寺と共に飛鳥から平城京に移されたという。 一説には延徳2年(1490)6月21日に鬼薗山に創建された今宮が起源ともいう。『大乗院寺社雑事記』に記録がある。「今宮殿五所大明神」とあり、春日五神を祀るともみられる。 享保15年(1730)の『奈良坊目拙解』に記載がないため、現在地に移ったのはそれ以降とみられる。 境内に飛鳥神並神社があり、祭神の和魂を祀るという。由加神社との関係は不詳。 (日本歴史地名大系ほか)